従来品を改良して、火種表面からお焼香がこぼれ落ちにくい香炭はできないか、と考えて開発したのが凹型の形状をした香炭です。適度な深さの凹型の窪みを入れたことで、お焼香が火種表面からこぼれ落ちにくくなり、お焼香の不完全燃焼率を低減させ、香炉内の掃除の負担も軽減します。
単に凹型を形成するだけでは燃焼時間が短くなるため、全体のサイズ感や形状を一から見直すなど、試行錯誤を重ねました。
また、原材料の配合割合を変えることで、従来品の燃焼時間と同等で火付きのよさも併せ持ち、最後までしっかり燃焼する製品に仕上げました。